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くろべぇ横断 四日目
黒部横断4日目

朝目が覚めると雪で8割以上埋まっているトンネルの隙間から
日差しが差し込む。

やばい!寝過ぎた!もう六時だ。
昨晩寝るのが遅くなったのが効いているのか。

トルストイ
光あるうちに光の中を歩まねば


7時前に穴から這い出し、出発!

つりばし
吊り橋こわいのぉおお

ガンドウ尾根下部は立派なブナが生育する林。
気持ちのいい日差しの中、雪渓を詰めていく。

くまぁ
こんなでかい熊の足跡(NEW)もある。
おそらく成獣でほぼMAXサイズであろうか。豊かな世界なんだなぁ。

濃いヤブを漕ぎながら雪渓を詰め、所々薄かったり切れている雪渓をフリーソロで越えていく。
現場では余裕で行けると思っていたが、今思うと結構リスキーなところも多かった。
気軽にロープ出すのも技術だよなぁ。



怖いフリーソロ
滑落したら転げながら200mくらい滑落かなぁ
しかも浮石、雪渓踏抜きなどリスクがいっぱい。

広かった尾根が狭まる頃にはルートが限られかなり悪いのっこしや
雪渓処理、ひどい藪こぎに苦しめられた。

藪で体力を削られ、雪渓はもはや腐れ雪壁で滑落できない
プレッシャで精神を削られる。

ここは黒部の胃の中、腹の中。
何かあっても逃げは叶わず。助けを呼ぶにも人は遠きにあり。

ミスが許されない。ここでは捻挫が致命傷。
人里離れているという事実も重圧と言っても差し支えない。
しかし、自由である。

ガンドウ尾根上部まではところどころトレースもあった。
特に追ったつもりはないが歩きいいところを歩くとところどころかぶった。

最後の急な上りでそのトレースが消えていた。
一本道なのにである。

崩壊しとるやんけ
雪渓崩壊である。

1haぐらいと広く崩れ落ちており岩と笹が露出している。
自分たちの足元の儚さ、脆さを見せつけてくれる。

ガンドウ上部

潰され寝ている笹に滑りながら何とか超える。


ガンドウ尾根上部からきた道を振り返る。
あともう少しだ。

時計は17:30を指している。
暗くなる前に雪渓崩壊の危険がなさそうな見晴らしの素晴らしいリッジに
テントを張る。

テン場
過去最高レベルの気持ちのいいテン場
まさに、絶景。山やっててよかった。

剣も見える。

朱色の空が紫に染まる。
それも僅かで藍錆色に星が浮いていた

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まとめ

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